ランナー必見!「骨伝導 or 空気伝導」夜のランニングを快適にするイヤホン選びの落とし穴

夜のランニングは気持ちが整う大事な時間。私も趣味でランを続けていますが、どうしても“音楽が欲しくなる瞬間”があります。テンポの良い曲があるだけで、ペースが自然に上がったり、1kmごとのラップも把握しやすい。
しかし──一般的なカナル型イヤホン(AirPodsも含む)には、大きな弱点があります。

■ 地面の“ドスン”がそのまま耳に伝わる問題

走ると、着地の衝撃が骨を伝って耳の奥に「ボンボン」と響く。
これがどうにも不快で、リズムを崩されることもしばしば。

結局、ランニングに適したイヤホンは 「骨伝導」「空気伝導」 の2択になります。


■ EQZ Bluetooth『進化 空気伝導イヤホン』を購入してみた

そこで今回、興味本位で購入したのが EQZ Bluetoothの空気伝導イヤホン
Garmin 955とのペアリングもスムーズで、接続性は問題なし。
ちなみに価格は2000円しなかった。

空気伝導といっても仕組みはシンプルで、
耳のそばに小型スピーカーが配置されている構造
凝ったテクノロジーというより、“耳元スピーカー”に近いタイプです。

・適度に外音が聞こえる
・耳を塞がないので安全性が高い
・骨伝導ほど振動もない

このあたりは確かに快適でした。


■ しかし…最大の弱点「外れやすい」

ここからが本題。

ランナーにとって致命的な欠点──
とにかく外れやすい。

私はマラソン大会用に購入したのですが、
スタート前のアップを終えて、ジャージのフードを頭から外した瞬間……

イヤホンが一緒に脱げて落下 → そのまま紛失。

スタート地点に並んだときに気づいた時には、もうどこにも無く、
結局 ラップタイムを聞くためのイヤホンが無い状態で本番に突入

本当に買った意味がありませんでした……。

この構造上、

  • フードの脱ぎ着
  • 帽子
  • 首振り
    など、ちょっとした動きでポロッと落ちるリスクがあります。

空気伝導タイプとしては想定内の欠点ですが、ランナーにはかなり致命的。
まあ、2000円だからすぐに諦めたけど。。


■ AirPods系を買っても地面の低音問題は解決しない

「AirPods Proならフィットするじゃん」と思う人もいるかもしれませんが、
走っていると地面の衝撃が耳の奥で響く問題は結局消えません。

だから、ランニング用としては

● 骨伝導イヤホン

● 空気伝導イヤホン

のどちらかになります。

ただし今回の経験から言えるのは、


■ ランニングに向くのは「絶対に外れにくい構造」の製品だけ

骨伝導でも空気伝導でも、ランニング用途なら以下は絶対条件。

  • 後頭部でしっかり固定される構造
  • ジャージのフードを脱いでも外れない
  • 首振りに耐える
  • メガネやキャップと干渉しない

特にマラソン大会では準備でバタバタ動くため、
落下リスクの高い空気伝導タイプはかなり要注意です。


■ まとめ:EQZ 空気伝導イヤホンはランニング用途なら注意

✔ 走行中の響き問題は解消される

✔ 外音が聞こえて安全

✖ とにかく外れやすい(落下・紛失リスク大)

私はスタート前に紛失してしまったので、残念ながら良いレビューにはなりませんでした。
「軽く散歩」「ジムでのマシン」なら快適だと思いますが、
ランナー向けには強くおすすめしにくいというのが率直な感想です。

ランニング用イヤホンは、
音質より“外れない構造”のほうが100倍大事。

これから購入する方は、ぜひそこを最優先に選んでください。

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